目次
はじめに
草津高校は滋賀県で一番利用者数の多い草津駅が最寄り駅の人気校です。
一年次には、一クラスだけ進学コースというクラスが作られて受験を見据えた勉強を進められます。
今回、草津高校に合格するためにどのような対策をしたらいいのかを説明したいと思います。
基本情報
住所:〒525-0051 滋賀県草津市木川町955-1
電話番号:077-562-1220
定員
2023年度定員:普通科240名
推薦選抜の受験者数、合格者数、倍率:
受験者数 | 合格者数 | 倍率 | |
2024年度 | 85 | 72 | 1.18 |
2023年度 | 113 | 72 | 1.57 |
2022年度 | 93 | 72 | 1.29 |
一般選抜の受験者数、合格者数、倍率:
受験者数 | 合格者数 | 倍率 | |
2024年度 | 198 | 168 | 1.18 |
2023年度 | 221 | 168 | 1.32 |
2022年度 | 193 | 168 | 1.15 |
倍率について:2023年度は少し高かったが倍率はあまり変動しにくいイメージ
文理選択:2年次から
2021年度卒業生 進路状況:https://www.kusatsu-h.shiga-ec.ed.jp/%e9%80%b2%e8%b7%af%e7%8a%b6%e6%b3%81/
HP:https://www.kusatsu-h.shiga-ec.ed.jp/
偏差値
推薦選抜の偏差値:44
一般選抜の偏差値:42
偏差値は大阪進研の発表している数値になります。偏差値はページによって値が異なっており、混乱する人も多いでしょう。
偏差値は平均点と標準偏差という数値によって計算され、出題傾向と受験者によって大きく変化します。
詳しくは以下YouTubeにて解説しております。
https://youtu.be/dDfg7yBelIk?si=GOLXrJ49v5rBH3CN
実際に何点取ればいいのかという基準ですが、
一般選抜の場合、平均点-約66点とれていれば合格ラインです。
注:滋賀県の公立高校入試は問題が非常に特殊なため、学校の定期テストや実力テストでは実力が判断できない場合が非常に多いです。また、中学校ごとに学力が異なります。例えば、滋賀大学教育学部附属中学校の生徒は全体的に学力が高いです。滋賀大学教育学部附属中学校の生徒は、校内の実力テストで平均以下だったとしても、滋賀県全体では平均を大きく上回るということがよくあります。上記計算はあくまで目安とし、正確な実力を計りたい場合は大阪進研の滋賀Vもしを受験することをお勧めします。
また、滋賀Vもしを受けられる環境にない生徒のために、英数塾STfunでは「滋賀県公立高校入試実力確認テスト&特別講座」という、塾生以外の方でもご利用いただけるサービスを準備しております。
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2023年合格実績
立命館大学1
京都産業大学3
龍谷大学6
大手門学院大学1
大阪産業大学23
京都先端科学大学12
京都橘大学11
大阪学院大学7
京都文教大学6
出身有名人
高畠佳介(バスケットボール選手)
國松善次(元滋賀県知事)
馬籠恵子(柔道選手)
部活
強い部活
弓道部、野球部など
弓道部 令和3年度の秋期総合体育大会男子近的個6位、近畿選抜大会8位入賞
野球部 https://www.kyureki.com/koko/103/1744/
その他部活動については以下
https://www.kusatsu-h.shiga-ec.ed.jp/%e9%83%a8%e6%b4%bb%e5%8b%95/
通っているor通っていた人の声
- 最寄りの草津駅からは少し距離があるがエイスクエアなどのショッピングモールが途中にあり、遊びやすい
- 近くにマックなどの飲食店で友達と学校帰りに立ち寄りやすい
- 玉川や草津東に行った友達と比べて、勉強量はかなり少ないと感じました。私は進学希望だったので、周りに流されないように受験勉強をするのが苦労しました。ただし、学校のことにそれほど時間を取られなかったので自分に合った勉強ができたと思います。
合格するための勉強法
一般選抜は偏差値が42なので、基礎問題を中心に解けるようになる必要があります。
まずはしっかり3年間の基礎を固めます。
「新研究」が学校で配られていたら、基本、A、A+問題を自力で解けるようになるまで繰り返します。
焦ってB問題をする必要はありません。
基本、A、A+問題で間違えた問題を何度も繰り返し、夏休み中に完璧にしましょう。
その後、余裕があれば、B問題や、塾に通っている人は「即効記述ワーク」などを取り寄せて取り組みましょう。
市販で記述対策をしたい場合、集英BOOKSの「記述のコツ」シリーズがお勧めです。
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ここまでできれば赤本に立ち向かう学力は十分ついていると思います。
赤本では正答率の低い問題は飛ばしていいので、正答率50%以上の問題を解けるようにしましょう。
正答率は以下サイトの「結果のまとめ」を参照してください。
https://www.pref.shiga.lg.jp/edu/nyuushi/high/senbatsu/325134.html
滋賀県公立高校入試は膳所高志望でも草津高志望でも同じ問題を解くことになります。
下手に応用問題を解くより、過去問10年分とV模試4回×10年分、合計50回分のように、滋賀県公立高校入試に準拠した問題を解き、解くべき問題か、解かなくていい問題か取捨選択できるようになる必要があります。
正答率を意識して、赤本やV模試過去問にたくさん取り組みましょう!
さいごに
草津高校は、進学か就職かが定まっていない中学生に人気であり、倍率も年によっては高いといえます。
「高校生活で楽しく遊びたい」という生徒が多く、高校生活を謳歌したい場合は良いと思います。
ただし、高校3年生になっても進路が決まり切らず、受験勉強もしていないため専門学校に進学するという生徒が多くいます。
専門学校進学もとてもいい進路だと思いますが、卒業後も長く生徒と付き合いがあるSTfunでは、結局その専門分野では就職しない、またはすぐ辞めてしまったという生徒もいます。
高校生の間に、やりたいことをしっかり決める意識をすることで、楽しい高校生活と幸せな将来がつかめると思います。