STfunの福田です!
学生の永遠のテーマでもあり、誰もが一度は考えたことがあると思います。
「なぜ勉強する必要があるの?」についてお話したいと思います。
「国語や算数の計算は、将来必要そうなのはわかるけど、数学の公式や証明を使って仕事をすることは絶対ないやろ~!」
大人になった僕(精神年齢は永遠の20歳)がハッキリ言いましょう。
学校で習ったことを「そのまま」仕事で使える数は、ほんの僅かです!これは紛れもない事実です!
じゃあ将来使わない勉強なんてしなくていい、というのは少~し違います。
「なぜ勉強しないといけないの?」この質問を大人にしたとき、たいていの大人は
「いろんなことが将来役に立つ!」
「いろんな選択肢が増える!」
「そんなこと考えずに、がむしゃらに勉強しなさい!」
様々な答えが返ってくることでしょう。
世の中キレイごとばかりではないのが現実ですが、キレイごとが将来の自分に大きく影響することもたくさんあります。
あくまで個人的な見解ですが、僕は「いろんな選択肢が増える」という意見が最も共感できる答えだと思います!
とはいえ、まだ社会人として働いたことのない子供たちに、どうなるかも分からない将来の話と結び付けてもピンとこないと思います。
人は、自分が経験したことがないことを理解できないのは当然のことなのです。
お金にたとえて考えてみましょう。
おこづかいが1000円しかない状態でコンビニに行った場合、1000円の中で欲しいものを選んで買いますよね。
では、おこづかいが10000円ある状態でコンビニに行った場合。
あなたは10000円の中で自分が買いたいものを自由に選ぶことができます。これは1000円の範囲内で買うものを選ぶよりも、はるかに選択肢が多いはずです。
これは勉強にも同じような理屈を当てはめることができます!
勉強して将来の選択肢が増えるということは、自分が選べる「将来のあり方」を自由に選べるということです!
酷な話ですが、自分が通う高校や大学は「偏差値」「点数」などの数値で決まってしまうことがほとんどです。
その数値で、通う学校のレベルが決まるので、世の中は常に競争で成り立っています。
そんな世の中を力強く生き抜いてほしいので、なるべく早くから勉強の意義を見出してほしいと思います。
「勉強」とは「新しいことを知る」ことです。
これは、大人も子どもも同じです。
大人は、子どもより少し長く生きている分、知っていることが多いだけです。
大人になっても新しいことを学ぼうとしなければ成長することはできません。
選択肢が少なければ、自分が知っていることの中から「妥協して」何かを選ばなければならない場合もあります。
いま、自分がやりたいと思うことができないとき、あなたはどう思いますか?
勉強して、新しい知識を身につければ「選択肢を増やす自由を得ること」に繋がります。
社会人として働くまでは、様々な知識を得て選択肢を増やすための準備期間です。
「将来〇〇になりたい」
→夢を実現するためにはどのような知識・スキルが必要なのか?。
その知識やスキルを勉強できる学校があるのか、どのような方法があるのか情報を得ましょう。
「将来の夢とか、やりたいことがまだ分からない」
→今までやったことのないことにチャレンジして、興味が湧いたら突き進む、興味が湧かないなと思ったらまた別の新しいことにチャレンジしましょう。
やったことないことを経験して得られた経験値は、かけがえのない財産になります。
学校での勉強は、将来ぶつかる「まだ知らないこと」を理解するためにどのような方法があるのかを考える力を養うために必要なのです。
数学の公式で「ここに〇を代入すると答えが△になるので、そこから導き出される解は・・・」
理科の実験で「この物質にこれを加えるとどうなるのか・・・」
色々な状況に応じて、最適となる答えを出したり、困難な問題を解決するために対策をとったりする必要が出てきます。
考える力、様々な手段、社会の仕組みなどを学校勉強を通して養うことで将来に活かされていくのです。
大人ですら、知らないことはたくさんあります。
自分にとって必要な知識を得ることが「勉強」であり、将来の自分を輝かせるための貴重な財産になっていきます。
自分が経験したことのない、どうなるか分からないことをするのは誰だって不安になります。
恐れず、新しいことを経験したあとの自分は見違えるようにたくましくなります!
受験もまた、新しい経験の一つです。
一瞬一瞬を大切に、一生懸命過ごしてほしいと思います!