将来の選択肢を増やそう

英数塾STfunの福田です!

中学生が志望校を決める際、どのような判断基準で志望校を決めているでしょうか。

将来の夢は特に決まってないから、家から近い高校 今の学力で行けそうな高校 中学と同じ部活ができる高校など、志望校を決める理由は様々ですが「とりあえず」で決めてしまうと自分の可能性を狭めてしまうことになりかねません。

※上記の理由で決めるのが悪いというわけではありません。 志望校を決める要素として重要なのは間違いないからです。

大切なのは「自分の将来を考えて行動できる人になること」です。

とある中三生も、定期テストはある程度の点数は取れていましたが、夏休みに入塾するまで新研究にはほとんど手をつけておらず、志望校もなんとなく大津商業か国際情報かなという感じでした。

高校で専門的な内容を学べることは魅力の一つですが、資格の取得や研究などでなかなか大学入試に向けた勉強ができないという現実もあります。

否定するわけではありませんが、就職において短大や専門学校卒の学歴はいずれも「高卒扱い」の給与設定になることが多いです。

最終学歴を「高卒」と「大卒」に分けたとき、生涯年収というものが 約4000万円も変わってきます。

生涯年収についての詳しい内容は、過去の記事にも挙げています。

勉強は時給2万円!?

STfunでは「職業早見表」というものを作成していて、様々な職種の平均年収や離職率を生徒に提示しています。

すぐにどの仕事がいいか決めろというわけではなく、単純に生徒たちの選択肢を増やしてほしいからです。

生徒たちからしたら、知らない仕事がたくさんあります。

「コンサル」「アナリスト」「エンジニア」などと聞いても、なかなかイメージが沸かないので、講師が簡単に説明するようにしています。

その生徒は、漠然と将来はパソコンのスキルを身に付けたほうがいいかなと考えていましたが、学歴による収入の差が開くことは知りませんでした。

学歴の話と「職業早見表」を見せながら将来設計について伝えたところ、本人もこれまでの考えを改め、大学を目指す意味を理解してくれました!

中学校では高校入試までを見てくれますが、高校卒業後の進路や職業の選び方などを細かく教えてもらっている生徒はあまりいません。

STfunでは、生徒が普段考えたこともない考えを提供しています。

新しい情報を得ることは生徒たちの将来設計においてとても大切なことです!

将来の夢が決まってないからこそ、少し先の未来の選択肢を多く持てれば、目標が見つかったときの近道に繋がります!

もちろん、高学歴や大卒になることが正解だなんて言いません。

生徒一人ひとりと向き合い、本当にしたいことをヒアリングし、その夢に対して私たちは全力で向き合いたいと思います。

単純に学力の向上だけを目指すのではなく、生徒たちが将来を真剣に考えるきっかけを与えられる塾を、これからも目指していきます!