滋賀県立草津東高等学校の合格法

目次

はじめに

草津東高校(通称:くさひが)は滋賀県内でもかなり人気のある進学校の一つです。

今回、草津東高校(普通科)に合格するためにどのような対策をしたらいいのかを説明したいと思います。

基本情報

住所:〒525-0025 滋賀県草津市西渋川2ー8-65

電話番号:077-564-4681

校訓:誠実・自主・創造

スローガン:文武両道で明日をつかむ!

スクールポリシー:http://www.kusahiga-h.shiga-ec.ed.jp/about/img/schoolpo.pdf

定員

2025年度定員:普通科320名

特色選抜の受験者数、合格者数、倍率:

 受験者数合格者数倍率 
2024年度445964.64
2023年度315963.28
2022年度45996 4.78

一般選抜の受験者数、合格者数、倍率:

 受験者数合格者数倍率 
2024年度3382241.51
2023年度2602241.16 
2022年度3652241.63

倍率について:2023年度の倍率は1.16と低かったが、例外と考えたほうがよいと思います。例年倍率は高いです!!

文理選択:2年次から

偏差値

特色選抜の偏差値:62

一般選抜の偏差値:58

偏差値は大阪進研の発表している数値になります。偏差値はページによって値が異なっており、混乱する人も多いでしょう。

偏差値は平均点と標準偏差という数値によって計算され、出題傾向と受験者によって大きく変化します。

詳しくは以下YouTubeにて解説しております。

https://youtu.be/dDfg7yBelIk?si=GOLXrJ49v5rBH3CN

実際に何点取ればいいのかという基準ですが、

特色選抜の場合、平均点+約105点とれていれば合格ラインです。

一般選抜の場合、平均点+約70点とれていれば合格ラインです。

注:滋賀県の公立高校入試は問題が非常に特殊なため、学校の定期テストや実力テストでは実力が判断できない場合が非常に多いです。また、中学校ごとに学力が異なります。例えば、滋賀大学教育学部附属中学校の生徒は全体的に学力が高いです。滋賀大学教育学部附属中学校の生徒は、校内の実力テストで平均以下だったとしても、滋賀県全体では平均を大きく上回るということがよくあります。上記計算はあくまで目安とし、正確な実力を計りたい場合は大阪進研の滋賀Vもしを受験することをお勧めします。

また、滋賀Vもしを受けられる環境にない生徒のために、英数塾STfunでは「滋賀県公立高校入試実力確認テスト&特別講座」という、塾生以外の方でもご利用いただけるサービスを準備しております。

詳細はコチラをクリックしてください。

2024年3月卒業生合格実績

滋賀大学21

滋賀医科大学2

神戸大学2

京都工芸繊維大学2

京都教育大学4

滋賀県立大学9

同志社大学48

関西大学56

立命館大学178

など

2024年3月卒業生合格実績:http://www.kusahiga-h.shiga-ec.ed.jp/career/img/2024nyushikekka.pdf

国公立、関関同立にしっかり合格者を出しています。スローガンの「文武両道で明日をつかむ!」を体現している生徒も多いのでしょう。

出身有名人

ひょっこりはん(お笑い芸人) 2005年度卒業

大橋悠依(水泳選手2021年東京オリンピック共栄女子400メートル個人メドレー金メダリスト) 2013年度卒業

その他、プロサッカー選手多数!!中にはJ1で活躍中の選手もいます。

部活

強い部活

陸上、サッカー、男子バスケットボール、女子バスケットボール、女子バレー、剣道、体操、アーチェリー、女子ソフトテニスなど

サッカー部HP https://kusatsuhigashi-fc.com/

その他部活動:http://www.kusahiga-h.shiga-ec.ed.jp/sclife/club.html

お気に入りは山岳部の紹介ページです。「岩間から流れる清流でシャワーを浴びる。3000mの日本アルプスに登り、天上の楽園で登る太陽の日差しを浴びる」ステキな表現です。

通っているor通っていた人の声

草津駅の近くでとても通いやすい。

・近年工事が入りトイレが私立並みにキレイになった。

・全国出場レベルの強い部活が多いため、部活によっては勉強時間がなかなか取れないことがある。

・日々の課題が比較的多いが、それにより勉強する習慣はかなりつきやすい

・部活動も盛んで活気がある。先生も生徒もフレンドリーな人が多い。

合格するための勉強法

一般選抜は偏差値が58なので、基本・標準問題を中心に解けるようになるのがコツです。

応用問題についても頻出パターンの問題は解けるようにする必要があります。

まずはしっかり3年間の基礎を固めます。

「新研究」が学校で配られていたら、A、B問題共に自力で解けるようになるまで繰り返します。

夏までに基礎が固まり「もう新研究は完璧!」となれば、次は標準問題を多く解くことで、より合格へ近づくことができます。

塾に通っている人は「即効記述ワーク」などを取り寄せて取り組みましょう。

市販で記述対策をしたい場合、集英BOOKSの「記述のコツ」シリーズがお勧めです。

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ここまでできれば基礎学力は十分ついていると思います。しかし、倍率が高くなる可能性があることを加味すると、新研究のB問題レベルの問題はさらに追加で取り組んでおいて、標準、応用問題への引き出しを増やしておいた方が良いと思います。

英数塾STfunでは「入試特訓Navi」という教材を使っていますが、塾用の教材なので、塾に通っていない方は書店にてB問題レベルの問題集を各教科1冊追加購入して取り組むことをお勧めします。

受験1カ月前に赤本を繰り返し解いて、しっかり問題傾向をつかんで対策していきましょう!!

特色選抜の受験を考えている生徒は赤本を購入して、小論文や総合問題対策をしていきましょう!!以下のリンクからも過去問を見ることができますが、小論文については著作権の関係で本文が掲載されておりません!赤本の購入が必要になります。

特色選抜の過去問:http://www.kusahiga-h.shiga-ec.ed.jp/admission/exam.html

さいごに

文武両道がスローガンなこともあり、学業にも部活にも力を入れて、高校生活を充実させることができるといえます。

ただし、部活にも勉強にも力を入れているが故に、かなり忙しい高校生活になることは覚悟しておいてください。

これまで見てきた生徒も、覚悟を持って入学した生徒は3年間やりきれましたし、かなり成長してくれました。

逆に、メンタルや体力に自信がなく、マイペースに頑張りたいという人の場合は厳しい環境かもしれません。

覚悟を持ってやりきるぞと思える場合は、部活動で結果をだせて、大学も上位を目指せる高校です!

是非多くの人に入学して頂き、自分の可能性を広げてもらいたいと思います!

個人的には図書館が発行している「ぺえじ」が良かったです。魅力的な小説、話題の漫画が紹介されているんですよね。ヒロアカや推しの子などの新刊についても紹介されており、いい図書館なんだろうなと感じました!!