目次
はじめに
石部高校は、湖南市にある滋賀県で最も新しい公立高校です。
普通科の中には「福祉健康コース」が設置されており、それぞれの進路に合わせて高校生活を送ることができます。
3年次には福祉健康コースの中で、福祉ライフ系か健康スポーツ系を選択します。前者は介護の知識技術や子どもの発育・保育を、後者はスポーツや健康について専門的に学ぶことができます。
今回、石部高校に合格するためにどのような対策をしたらいいのかを説明したいと思います。
基本情報
住所:〒520-3112 滋賀県湖南市丸山2‐3‐1
電話番号:0748‐77‐0311
スクールポリシー:http://www.ishibe-h.shiga-ec.ed.jp/wp-content/uploads/2024/08/schoolpolicy.pdf
定員
2024年度定員:普通科120名
推薦選抜の受験者数、合格者数、倍率:
受験者数 | 合格者数 | 倍率 | |
2024年度 | 30 | 36 | 0.83 |
2023年度 | 36 | 36 | 1.00 |
2022年度 | 49 | 36 | 1.36 |
一般選抜の受験者数、合格者数、倍率:
受験者数 | 合格者数 | 倍率 | |
2024年度 | 91 | 90 | 1.01 |
2023年度 | 65 | 65 | 1.00 |
2022年度 | 87 | 84 | 1.04 |
倍率について:推薦選抜は、倍率が低下の傾向にある
文理選択:2年次から
偏差値
推薦選抜の偏差値:37
一般選抜の偏差値:35
偏差値は大阪進研の発表している数値になります。偏差値はページによって値が異なっており、混乱する人も多いでしょう。
偏差値は平均点と標準偏差という数値によって計算され、出題傾向と受験者によって大きく変化します。
詳しくは以下YouTubeにて解説しております。
https://youtu.be/dDfg7yBelIk?si=GOLXrJ49v5rBH3CN
実際に何点取ればいいのかという基準ですが、
一般選抜の場合、平均点-約123点とれていれば合格ラインです。
注:滋賀県の公立高校入試は問題が非常に特殊なため、学校の定期テストや実力テストでは実力が判断できない場合が非常に多いです。また、中学校ごとに学力が異なります。例えば、滋賀大学教育学部附属中学校の生徒は全体的に学力が高いです。滋賀大学教育学部附属中学校の生徒は、校内の実力テストで平均以下だったとしても、滋賀県全体では平均を大きく上回るということがよくあります。上記計算はあくまで目安とし、正確な実力を計りたい場合は大阪進研の滋賀Vもしを受験することをお勧めします。
また、滋賀Vもしを受けられる環境にない生徒のために、英数塾STfunでは「滋賀県公立高校入試実力確認テスト&特別講座」という、塾生以外の方でもご利用いただけるサービスを準備しております。
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2023年合格実績
滋賀大 1
長浜バイオ大 1
大阪学院大 1
城西大 1
過去5年間の主な進路実績:http://www.ishibe-h.shiga-ec.ed.jp/introduction/careerguidance/
出身有名人
未調査
通っているor通っていた人の声
- 他の高校と比べて生徒数が少ないため、クラス・学年関係なく友人がつくれる
- 申請を出せばアルバイトが可能だったため、金銭的にも充実した高校生活が送れた
- 進学する人と就職する人、どちらにも手厚く対応していた印象がある
部活
制服
男女ともに胸にエンブレムのついたブレザーの制服です。女性のセーラーカラーのブラウスは人気があるようです。

合格するための勉強法
一般選抜は偏差値が37なので、基礎問題を中心に解けるようになる必要があります。
まずはしっかり3年間の基礎を固めます。
「新研究」が学校で配られていたら、基本、A問題を自力で解けるようになるまで繰り返します。焦ってB問題をする必要はありません。
基本、A問題で間違えた問題を何度も繰り返し、夏休み中に完璧にしましょう。
その後、余裕があれば、B問題や、塾に通っている人は「即効記述ワーク」などを取り寄せて取り組みましょう。
市販で記述対策をしたい場合、集英BOOKSの「記述のコツ」シリーズがお勧めです。
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ここまでできれば赤本に立ち向かう学力は十分ついていると思います。赤本では正答率の低い問題は飛ばしていいので、正答率50%以上の問題を解けるようににしましょう。正答率は以下サイトの「結果のまとめ」を参照してください。https://www.pref.shiga.lg.jp/edu/nyuushi/high/senbatsu/325134.html
受験で解く問題は滋賀県公立高校入試です。
受験直前期は難関私立のように癖の強い問題を解けるようになるよりも、滋賀県公立高校入試に近い思考力や表現力を高める問題を多くやる必要があります。
下手に超応用問題を解くより、過去問10年分とV模試4回×10年分、合計50回分のように、滋賀県公立高校入試に準拠した問題を解きまくるほうがいいです。
名門塾は集団形式で難しい問題を解きがちですが、自分のレベルと自分の志望校にあった対策をしましょう。
さいごに
石部高校は大学進学だけでなく、それぞれの進路に合わせたコースが充実している高校です。
地域との関わりも密接で、体験的な学習や実習を行っています。
自由な校風や楽しい行事など、楽しい高校生活の要素が盛りだくさんなのが魅力です。
「自由」で「楽しく」ても、それに甘んじず努力できる強い意志を持った人にはお勧めの高校です。