滋賀県立東大津高等学校に合格するためには

目次

はじめに

東大津高校は滋賀県内有数の公立の進学校の一つです。

県下最大規模の普通科単独高校であり、周りが自然で囲まれているため静かに勉強したい人にはお勧めの高校です。

今回、石山高校に合格するためにどのような対策をしたらいいのかを説明したいと思います。

 

基本情報

住所:〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町

電話番号:077-545-8025

校訓:「3F」・Fight 困難に屈しない強い心 

                    ・Frindship 友情や友愛、周囲の人々を思いやる心

        ・Fair play 何事にも正々堂々と対処し、公正公平であるかを問う

 

定員

2023年度定員:普通科360名

特色選抜の受験者数、合格者数、倍率:

  受験者数 合格者数倍率 
 2024年度2791082.58
 2023年度3131082.90
 2022年度3261083.02

一般選抜の受験者数、合格者数、倍率:

  受験者数 合格者数倍率 
 2024年度2742521.09
 2023年度2832521.12
 2022年度3052521.21

倍率について:数年前に比べて倍率が落ちてきており、近年は低い傾向であるが急に上がる可能性も十分あり得る。

文理選択:2年次から

HP:http://www.higashiohtsu-h.shiga-ec.ed.jp/

 

偏差値

特色選抜の偏差値:61

一般選抜の偏差値:57

偏差値は大阪進研の発表している数値になります。偏差値はページによって値が異なっており、混乱する人も多いでしょう。

偏差値は平均点と標準偏差という数値によって計算され、出題傾向と受験者によって大きく変化します。

詳しくは以下YouTubeにて解説しております。

https://youtu.be/dDfg7yBelIk?si=GOLXrJ49v5rBH3CN

実際に何点取ればいいのかという基準ですが、

特色選抜の場合、平均点+約91点とれていれば合格ラインです。

一般選抜の場合、平均点+約58点とれていれば合格ラインです。

注:滋賀県の公立高校入試は問題が非常に特殊なため、学校の定期テストや実力テストでは実力が判断できない場合が非常に多いです。また、中学校ごとに学力が異なります。例えば、滋賀大学教育学部附属中学校の生徒は全体的に学力が高いです。滋賀大学教育学部附属中学校の生徒は、校内の実力テストで平均以下だったとしても、滋賀県全体では平均を大きく上回るということがよくあります。上記計算はあくまで目安とし、正確な実力を計りたい場合は大阪進研の滋賀Vもしを受験することをお勧めします。

また、滋賀Vもしを受けられる環境にない生徒のために、英数塾STfunでは「滋賀県公立高校入試実力確認テスト&特別講座」という、塾生以外の方でもご利用いただけるサービスを準備しております。

詳細はコチラをクリックしてください。

2023年合格実績

京都大学1

大阪大学1

神戸大学2

滋賀大学10

滋賀県立大学24

同志社大学37

滋賀医科大学2

立命館大学208

関西大学70

など

過去3年の合格実績:http://www.higashiohtsu-h.shiga-ec.ed.jp/cms_higashiohtsu-h/wp-content/uploads/2023/06/2023%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%85%A5%E8%A9%A6%E9%9B%86%E8%A8%88%EF%BC%8820230331%EF%BC%89-%E6%9C%80%E7%B5%82.pdf

出身有名人

近藤高代(棒高跳び選手(アテネ五輪代表)) 

吉本峰之(お笑い芸人(ストリーク))

部活

強い部活や珍しい部活

テニス部男女、弓道部、アイススケート部など

テニス部 http://www.higashiohtsu-h.shiga-ec.ed.jp/news/791.html

弓道部 http://www.higashiohtsu-h.shiga-ec.ed.jp/news/533.html

アイススケート部 https://www.sankei.com/article/20181225-BAW2O6YTRRIENIXKYKVISU65PE/

その他部活動については以下

http://www.higashiohtsu-h.shiga-ec.ed.jp/club

通っているor通っていた人の声

  •  最寄り駅から遠くて少し不便だが自然に囲まれていて静かに勉強に励みたい人にはおすすめ。
  • 校則が厳しいイメージがあるけれど最近は改善されつつあると思う。
  • グラウンドがとても広いです。
  • 課題の量は他の高校と比べて多いが普段から自分で勉強するのが苦手な人にはちょうどいい高校。
  • 膳所高と同じ教材を使っている教科もあり、上位進学を意識しているんだと思います。私はついていけず、学校の成績はさんざんでしたが、自力で勉強して何とか大学は立命館にいけました。時に割り切りも大事です。
  • アイススケートがしたかったので頑張って東大津に行きました。進学は専門学校でしたが良い高校生活を送れました。

合格するための勉強法

一般選抜は偏差値が57なので、基本・標準問題を中心に解けるようになるのがコツです。

まずはしっかり3年間の基礎を固めます。

「新研究」が学校で配られていたら、A、B問題共に自力で解けるようになるまで繰り返します。

夏までに基礎が固まり、「もう新研究は完璧!」となれば、次は標準問題を多く解くことで、より合格へ近づくことができます。

塾に通っている人は「即効記述ワーク」などを取り寄せて取り組みましょう。

市販で記述対策をしたい場合、集英BOOKSの「記述のコツ」シリーズがお勧めです。

Amazonリンクはコチラ

ここまでできれば基礎の学力は十分ついていると思うのですが、倍率が高いことがあるのを加味すると、新研究のB問題レベルの問題はさらに追加で取り組んでおいて、標準、応用問題への引き出しを増やしておいた方が良いと思います。

英数塾STfunでは「入試特訓Navi」という教材を使っていますが、塾用の教材なので、塾に通っていない方は書店にてB問題レベルの問題集を各教科1冊追加購入して取り組むことをお勧めします。

受験1カ月前に赤本をしっかり解いて本番に臨んでください!

特色選抜過去問

http://www.kusahiga-h.shiga-ec.ed.jp/admission/exam.html

さいごに

ひと昔前は草津東高校よりも偏差値が上でしたが、最近は草津東高校の倍率がどんどん上がり、同じ偏差値になってきています。

草津東高校のほうが立地的に良いのと、部活が活発で活気あると感じる生徒が多いようです。

ただし、東大津も学習環境は良いという声が多くありました。

進学実績は草津東とほぼ同じですね。

元気な草津東、真面目な東大津というイメージでしょうか。

課題が多いのは生徒を見ていて日々感じるので、課題をしっかりこなせる自信があれば、良い進学もできると思います。