滋賀県公立高校推薦入試で押さえておくべき2つのこと

こんにちは!

英数塾STfunの藤間です。

この時期になると滋賀県公立高校入試の推薦選抜を受ける生徒の対策を見ることがあります。

そこで今回は推薦選抜の対策を説明していきます。

目次

作文や面接でよく聞かれること

やはり作文や面接では
志望動機(なぜその高校に入りたいのか)

自己PR(自分の強みや得意なこと)
をよく聞かれます。

そのほかにも
将来の夢

中学生活で力を入れたこと
どんな高校生活にしたいか
などをよく聞かれると思います。

よくやってしまいがちな失敗例

面接や作文について事前に聞かれるであろうことを皆さん考えると思います。

そして一つ一つの質問に対して答えを考えて暗記しようと思う人はいませんか?

暗記をしたことというのは何かの拍子でいきなり出てこなくなったり、

ちょっと質問の言い回しが変わるだけでうまく答えられなくなってしまいます。

だからこそ、答えをそれぞれの質問に応じて暗記するということはお勧めしません。

 

意識するべき2つのポイント

多くの質問は「過去」「未来」に分けることができます(例外あり)

例えば自己PRに関しては今まで頑張ってきた「自分」をPRするものなので過去に分類することができ

志望動機はこれからどういう将来にしていきたいかにかかわるので「未来」に分類することができると思います

先ほど考えた中学生活については「過去」、高校生活については「未来」、将来の夢は「未来」と分類することができますよね

じゃあ分類してどう考えるのかという

過去:今まで頑張ってきたことを軸にする

未来:これからどうしたいのかを軸にする

たったこれだけの意識をするだけで作文や面接の内容がすごく説得力が増します。

例えば中学校生活の時、部活動を頑張ってキャプテンを務めたとします。

そしたら自己PRでは「部活動を頑張ってきて、キャプテンを務めたので人の意見をまとめる力があると思います」など

頑張ってやってきたおかげでついた力をPRすればいいと思います。

 

未来に関することでは、将来やりたいことが決まっていて高校生活でこういう風にしたいと思っていればそれを伝えればいいですが

ない人もいると思います。そういう場合でも「今はまだ明確な将来の夢が決まっていませんが、将来の夢の幅を広げるために勉強を

頑張って少しでも高い偏差値の大学に行けるように高校生活で努力したいと思います。」などでもいいと思います。

 

こうして「過去」と「未来」に関する軸を作り上げることによってどんな質問をされても

「あ、これは未来のことを聞かれているな、だったらこうしよう」という風に考えることができると思います。

もし今まで頑張ってきたことを思いつかなければ親に聞いてみたり、

通知表の所見欄(先生のコメント)を見てみれば必ず頑張ったことがわかるはずです。

 

前の人と話が被ったり、自分の欠点を話すことは不利になる?

どうしても推薦入試では、自分のことをよく見せたい、不利になることは言いたくないという気持ちが働いてしまいます。

だから前の人と内容が被ってしまったり、自分の欠点を聞かれても、ごまかしたりしてしまうこともあるかと思います。

しかし、内容が被ることは往々にしてよくあることで、決して前の人と内容を変える必要はありません。

考えてみてください、学校や部活が違えど中学生が体験したりすることは学校や部活動の中で起きることなので

似てしまってしょうがないんです。だから「前の人と似たような内容になりますが」と始めればいいのです。


そして欠点についてですが、「長所と短所は表裏一体」とよく言われます。

例えば不器用でいろんなことを同時にできないという欠点は裏を返せば

一つのことを集中して取り組むことができるということ

短気だということなら結果に執着するという風に言い換えることができると思います。


それ以外にも失敗談などはそのあとどう対処したのかを付け加えることによって

けっして採点者の印象を下げることにはつながりません。

聞かれたことには素直に答えるように心がけましょう。

まとめ

推薦入試は100%受かるものではありません。だから推薦入試を受けるからと言って

一般入試にむけた勉強をしないでよいとはなりません。

 必ず一般入試を受けると思って同時に対策を進めましょう

そして推薦入試で早く合格が決まったとしても、

高校に入れば大なり小なり将来のために勉強することが続きます。

だから決まった後も高校生活に向けて勉強する習慣を続けていきましょう。


受験は高校に入るためにするのではなく、将来を明るくするために頑張るものです。

もし困ったことがあればぜひお問い合わせください。できる限り親身に相談に乗ります。