中学2年時5教科202点だった生徒が同志社大学に合格したストーリー

英数塾STfunの藤間です!

 

今年は非常に多くの生徒が希望校へ進学を決めてくれました!

 

その中にはビリギャルやドラゴン桜のようなドラマを演じてくれた生徒がいます。

 

今回は、入塾時5教科200点だったI君が同志社大学合格を決めた秘訣を紹介したいと思います!

 

まとめると、I君が同志社大学に合格できた秘訣は以下です。

①強い意志を持つこと

②正しい勉強法を実践し、基礎を繰り返し固めたこと

③音読を極めたこと

 

①強い意志を持つこと

I君は中学2年生の時にSTfunに入塾してくれました。

 

お住まいは守山市で、少し遠いのですが、人生を変えたいという強い想いで入塾してくれました。

 

入塾面談時に、5教科202点という結果表を目にしました。

 

また、勉強がとにかく嫌いで、英数塾STfunに来るまでに塾を2度辞めさせられているとのことでした。

 

あまりにも勉強しないため、他塾の塾長より

「やめてほしい」

と言われる、、、

 

なかなかパンチの効いたケースです!

 

しかし、面談時に私は、本人と様々なことを話しました。

 

そこで、本人の意志のようなものを感じることができたので、

「現状の改善ももちろん必要だけど、将来は関関同立いけるように頑張ろう」

と伝えました。

 

大切なのは現状の点数ではなく、本人の想いです。

 

決して適当にやる気を出させるために言ったのではなく、その想いがI君にはあると感じたから本音で「頑張ろう」と言ったことを覚えています。

 

第三者の大人が「いける」「頑張ろう」と伝えることは非常に重要で、時に人生を変える一言になり得ます。

 

また、I君は現役時の大学受験は惨敗に終わります。

 

ここで考えるのは、第一志望を目指して浪人をするのか?ですが、本人の強い意志もあり、浪人することになりました。

 

滋賀県の大学受験では、浪人と言う選択をする生徒は非常に少ないと感じています。

 

なぜなら、京都や大阪など、ある程度通える範囲に様々な学部、偏差値の大学があるからです。

 

一方、田舎になると、そもそも近くに私立大学がないため、浪人して国公立を目指す生徒がかなり多くなります。

 

周りに浪人する生徒が少ない中、I君の浪人という判断は意志が強くないとできません。

 

この強い意志を持つことは、社会に出てからも非常に重要になることでしょう。

 

②正しい勉強法を実践し、基礎を繰り返し固めたこと

中学2年生、入塾時、いざ授業を始めてみると

字はきれいに書けない

ノートは適当に書く

すぐ忘れる

典型的な勉強嫌いの男の子でした。

 

説明したら理解はしてくれますが、なかなか「自分で解ける」ようにはなりません。

 

幸い、STfunにはそんな生徒がたくさんいます(笑)

 

講師陣も「よしきた!」という感じで、魔法の呪文を唱えます。

「大丈夫!」

「忘れるのなんて当たり前!」

「もう一回解こう!」

 

この魔法の呪文は生徒たちを前向きにしてくれます!

 

3回、5回、10回間違えたっていいんです!

 

何度も基本問題を解きました!

 

実はI君はやる気があるけどネガティブな生徒で、

「人生を変えたい」「成長したい」

と思う反面、実際に勉強すると

「できない」「苦手」「自分なんて、、、」

と思ってしまうようでした。

 

魔法の呪文の効果すぐにはでません。

 

回数を重ねるごとに、少しずつ少しずつ前向きになるのが目に見えました。

 

しかし、やっと前向きになったのに、再度大きな壁にぶつかってしまいます。

 

高校受験です。

 

滋賀県の公立高校入試は1教科平均点が40点台という難問ぞろいで、全国でも難しいと有名です。

 

基礎を少しできるようになったところで太刀打ちできません。

 

せっかく前向きになって、基礎ができてきたのに、第一回V模試はボコボコの偏差値38でした。

 

大学入試を見据えるのであれば、進学校に行ったほうが有利です。

 

進学校となれば少なくとも偏差値50前後までは上げる必要があります。

 

新たな壁にぶつかっても、私たちが伝えたのは

「大丈夫!」

「最初はできなくて当たり前!」

「対策しよう!」

と同じような言葉でした!

 

I君はサッカーをクラブチームでしていたため、受験勉強に本腰を入れるのが比較的遅かったのですが、サッカー引退後になると守山から毎日のように自習に通い、受験の基礎となる教材(新研究)を繰り返し解きまくります。

 

自立型で確認しては解き直しを続け、基礎を固め、滋賀県の公立高校入試対策をして行きました。

 

受験というのは「過去問ゲー」と言っても過言ではありません。

 

要は、その傾向をしっかり把握し、どこで点を取るのかを明確にして、合格最低点を目指せばいいのです。

 

もちろんそのための基礎は必要ですが。

 

赤本は習っていない範囲ができないのですが、STfunには膨大な量のV模試データがあるため、しっかり対策ができます。

 

回を追うごとにV模試の偏差値は上がっていき、偏差値48の八幡高校に合格できました。

 

写真は合格当初のものです!

③音読を極めたこと

高校生時代は、部活が中学時より厳しくなります。

しかし、大学入試は3年生で始めるのは絶対に間に合いません。

3年間やるべき教材を決め、コツコツ進めてもらいました。

特に、どんなに部活が忙しくても、速読英単語という教材を用いた音読は継続してやってもらいました。

やり方はこちら

最初はしどろもどろでしたが、何度も繰り返し、成果が出始めたのは浪人になってからです。

読解力のような抽象的な能力は、一朝一夕で見につきません

生徒によって、半年くらいで成果が出る生徒もいますが、勉強が苦手な生徒は1年以上の期間が必要になります。

おそらく、高校3年時から音読を始めていたら、逆転合格はなかったと思います。

全教科に共通したことですが、読解力はかなり重要になります。

早い段階から準備することをお勧めします。

 

さいごに

子供たちの成長は決して一筋縄にはいきません。

成長とともに、悩み、苦しみながら壁を壊し、人生を切り開いていきます

私たちは親でもなければ友達でもない、あくまで第三者という立場ではあるものの、一人ひとりの生徒の人生に向き合い、背中を押していきます。

逆転合格する生徒は毎年たくさんいますが、それは私たちが凄いのではなく、生徒一人ひとりのポテンシャルの凄さです!

子供たちは自分の力を信じ、親御さんは子供たちの力を信じて、進んでもらいたいと思います!

 

I君のインタビュー動画をYouTubeにて公開しています。

是非こちらもご覧ください!